一昨日から、友人の増淵さん家で、薪窯を焚いています。
5分に1回くらいずつ、薪を足しながら2日以上焼成します。最終的に窯内の温度は1200℃位になります。ほんとものすごくたいへんな作業です。
何度見ても、薪窯の焼成はとても神秘的です。
夜見ると、特に良いです。日常では見ることが出来ない強烈な火の色、音、熱、それらすべての迫力が心を打ちます。
1000℃を超えた窯では、片手で持ちきれないほどの大きな薪を入れると一瞬のうちに燃え出します。
ちょうど、今日は夜遅くに打ち合わせがあったので、帰りに立ち寄りました(その前にも2回寄っていたのですが)。夜が更けてくると、神秘度はますます増します。
増淵さんの家は、瀬戸市ですが、私の地元の多治見や土岐も焼き物の産地で、昔からこのような窯での焼き物作りは行われてきました。最近、陶芸ブームではありますが、陶芸に興味がある人はもちろん、そうでない人でも、薪窯の焼成は(夜に)一度ぜひ見てみる価値はあると思います。