ご存じの通り、昨年秋頃から日本経済は大不況に入ってきています。誰に聞いても
「今回はひどい」
「売上げが急激に落ちている」
というような話ばかりです。
でも、景気が悪くなればなるほど、お金が出てくるところがあります。公的な補助金です。
公的な補助金と聞くと、銀行などに日銀から流れるお金を想像される方も多いかもしれませんが、私の言っているのは、政府から中小企業に流れるお金のことです。
会社を休みにすると、従業員1名あたり数千円もらえる(つまり、雇用を維持するために休んだということ)ものから、数千万円単位で新規事業などを行うためにもらえるものまで、中小企業向けの補助金はたくさんあります。
直接、国などから出るものや、関連団体から出るものなど、いろいろありますが、全体的な量は、空前の大規模なものになっています。4月からの来年度予算分では、それこそ、じゃぶじゃぶお金が出てきます。
もちろん、税金を財源としたものなので、誰でも「ください」と言ったらもらえるというものではありません。でも、今回は急激に量が増えるので、必然的に条件は緩くなります。
どんな中小企業に補助金がもらえるのか、特に大きな金額の補助金(数百万円という単位の)をもらう条件は、
やる気と根気がある企業
です。なんじゃそれ?と言われるかもしれませんが、事実です。
ホンキで「こんな事業がやりたい」「これをするとこんなに事業が大きくなる(雇用が増える)」ということを国などに認めてもらえると、その事業費の66%とか50%の経費を補助金としてもらうことができるのです。
そんなのは、何か裏があるのではないか、一部の特殊な企業しかできないだろうと思ったら大間違いです。
田舎の普通の会社でももらえます。私の会社、私が協力させていただいた会社でこれまでに、10回以上、合計1億円以上の補助金が出ています。
国などの支援機関に、自分の会社が「やる気と根気がある企業」であることを分かってもらうためにはコツや手順があります。
もちろん、「担当者とゴルフに行く」とか「担当者の奥さんの誕生日に高額なプレゼントをする」なんていうことではありません。もしかしたらそう言う方法もあるのかもしれませんが、私は知りません。
私の知っている方法は、正攻法です。一言で言えば「採択されやすい申請書を書く」ことです。申請書を読む担当者が安心できる申請書を書くことです。
ご興味のある中小企業経営者の方は、是非ともお問い合わせください。http://www.g-up.com/contact/