私の家は、とても小さいです。ちょっと大きめのワンルームマンションくらいの広さの母屋と、6畳一間の寝室(+物置)のみです。
7年近く住むとこれが当たり前のように感じるのですが、他の人の家に行くと、いつも「広いなぁ」と感じるので、やはり我が家は狭いです。たぶん、家に遊びに来る人はみんな「狭いなぁ」と思っているのでしょう。
母屋と寝室は、自作のサンルーム(渡り廊下&階段)でつなげてあるので、靴を履いたりしなくても移動できます。ただ、子供達にとって、この距離というのは遠い距離に感じるらしく、夜中のトイレや、子供を寝かせてから母屋に戻って仕事、というようなときに面倒を起こします。
特にHannaは、私が寝室からいなくなることに異様に警戒し、寝始めたから良いかなと思って、布団から出ようとすると、とたんに飛び起きて泣き出します。ゴルゴ13のようなとぎすまされた神経で、ほんの少しの私の動きを察知します。
完全に寝てしまえば、夜中に起きて泣いたりすることはありませんが、寝るまでがとにかく大変です。ついつい、一緒に寝てしまいます。
先日、母屋に布団を運び、そこで寝かせたときは、
「おやすみ」
と言って、キッチンエリアに大人が移動しても、子供達はすぐに寝ました。
子供にとっては、夜の母屋と寝室の距離はとてつもなく長い距離なようです。