私の英会話の学習のポイントは、
ですが、次にそれを応用して、レベルアップする方法をご紹介します。
ちなみに、私は偉そうに英語の学習法の紹介をしていますが、そんなに英語を話せるわけではありません。特に最近は全く話す機会もないので、実力はメキメキ落ちていると思います(笑)。
でも、私はよく他人から英語が話せるように思われます。オーストラリアにいた頃も、私よりよっぽど英語が話せる(はずの)友達に頼まれて交渉事につきあったりしました。
私が本来の実力以上に英語が話せるように見えたのは、自信満々で喋りきることができたからだと思います。
実際は、間違った文法で間違った単語を使ってでも、とにかくしゃべり続けます。これは前回ご紹介した学習法が役に立ちます。
とにかく、「無茶苦茶でよいので喋りきる」すると、会話の相手は私が意味不明の文章を言っても「それって、こういう意味ですか?」と聞き直してくれます。そのときに、相手の言った言葉をオウム返しで言い直すのが、とても効果的な訓練です。例えば、
「私 バス 空港 行った」
みたいなことを話したとすると
「バスで空港に行きたい、ってこと?」
と聞き返してくれるので、そのときに
「そう。 バスで空港に行きたい」
と言うということです。これは、かなりレベルの高いビジネスの会話でも、使える技です。
一生懸命話すと、だいたい、相手は一生懸命理解しようとしてくれます。そして、正しい文章を(教えるつもりはなくても)教えてくれます。
これを繰り返していると、日常生活の中でもだいぶ英会話が上達します。
でも、実はこの方法って、誰もが実践したことのある方法なのです。そう、子供はみんなそうやって母国語を覚えているのです。適当に変な文法でも喋ると、親は正しく言い直してくれ、それを繰り返すうちに正しい日本語を話せるようになっているのです。
我が家では、Youがちょうどその時期です。外国語の学習でも同じ方法を使えばよいと考えるのは、そう難しいことではありません。