日銀が4月1日に発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業も中小企業も、業況判断DIはオイルショックのとき以上の落ち込みになっています。
さすが、100年に一度とも未曾有のとも言われる大不況です。
ただ、私が注目したいのは、かなり落ち込んだとはいえ、業況判断DIが-100ではないという点です。つまり、「景気がよい」と答えている会社も、それなりにたくさんあるということです。
マスコミ報道などを見ていると日本中の企業がダメになっていて、どこも青息吐息な状況のように見えますが、実際は「景気がよい」と答えている会社もたくさんあるということです。
日本経済はまだまだ大丈夫です。