毎日何億通ものスパムメールが世の中に流れていることで、いろいろな問題が起きていて、その一つが、過剰なスパム対策がちゃんとしたメールまで削除してしまうことがあります。
それで、うちの会社でも困ったことを前回の記事で書きましたが、それよりももっと怖い思いをしたことがあります。
セキュリティ上の問題で、あまり詳しくは書けませんが、うちの会社で管理しているメールサーバーで、自動的に処理していたスパムメールの廃棄処理が、一時的に滞ってしまいました。すぐに対策をしたのですが、膨大なスパムメールがずっと届き続け、しかも、その処理が正常に行えなかった警告メールが、管理者に大量に配信され、全体のメール処理が遅くなってしまい、そのうち処理が遅くなっている警告メールも正常なメールの送信者宛に送られ始め、ドンドンドンドンメールが溜まってゆくのです。
なかなか、言葉では伝えにくいのですが、ある種の恐怖を感じる状況でした。