「家族サービスをよくやっているお父さんは偉い」と評価されることが多いと思いますが、我が家では「家族サービス」はしません。と言うか禁止です。
ここで言う「家族サービス」とは、休日に奥さんや子供のために遊びに連れて行ったり、つきあったりする。という意味です。
つまり、お父さんは平日仕事で頑張っているのに、休みの日までまた頑張って、家族のために尽くすことを「家族サービス」と呼び、それをすると偉い、という意味です。
実はこれは意外と奥深いテーマなのです。家族のありかたについての認識の問題というか、哲学的な問題とも言えます。私(および我が家で)は、家族を私一人で支えているわけではないし、みんなでお互いに支え合っているものだと思っています。ある意味、みんなが対等に重要な役割を持っています。
上記の「家族サービス」とは、「お殿様が領民の幸せのために施す」というようなイメージです。それは、私の考える家族とは違うので「家族サービス」はしません。妻からも禁止されています「そんな上から目線の言い方は無礼だ」そうです。
休日に「家族一緒に楽しい時間を過ごす」ことは、とても良いことですが、そのときにお父さんが「自分が我慢して、みんなのために無理している」という思いがあるとしたら???です。