「願かけ」の効果について

昔から、何か願い事をするときに自分の好きなものを断つ「願かけ」などというものがあります。より好きなものを断つと効果が高い(難しい願いも叶う)と言われています。お茶断ち、塩断ち、お酒断ちなどが一般的です。

 

私は神仏については一切信じていませんので、祈ることによって雲の上にいる白い服を着たおじいさんが、杖を振りかざして願い事を叶えるなんてことは全く思っていません。

しかし、願かけで、願い事が叶う可能性はあると思います。神仏を一切信じない私でも、神仏に祈ったり、ご先祖様に挨拶したりすることをするのは、その為です。

 

何か言っていることが矛盾しているように聞こえますか?

 

私は、世の中を自由にコントロールしているような神様のようなものは信じませんが、「信じる心」や「願う心」は信じています。信じるというか、効果を確信しています。

 

自分が好きなものというのは、とにかくよく思考に割り込みます。甘いものが好きな人は、町を歩いていても甘いものの看板や、臭いや、人の話し声などでも、甘いものについて気がつくことが多いです。

それを断っているということは、その都度「願い事を思い出す」ことができると言うことです。

 

願いを叶える秘訣というのは、とにかく強く長く頻繁にその願いを思うこと、最大限の努力をして、かつ、思い続けること。

それは本人のみならず、周囲の人にも伝わります。あえて宣言するのも効果的かもしれません。

「私は今度のプロジェクトが受注できるまで酒を断つよ」

なんてことを、ものすごく酒が好きな人が言って、実行しているとしたら、周りの人もその人がそんなに強く願っているのだと言うことを感じられるし、恐らく気迫も伝わってくることでしょう。

 

それは、願い事を叶える為にとても効果があります。

 

あくまでも努力することが、大前提ではありますが、最大限の努力をし、さらに気迫を周囲にまき散らし、他人の助けや、運までも引き寄せるためには、「願かけ」は必ず効果があります。

 

と言うわけで、私も願かけすることにしました。私の最大の楽しみの一つを断って、頑張ります。

 

見事満願成就して、必ず断っていることを思う存分やろうと思います。

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