今日は、第2回目のゆるキャラサミットでした。サミットの内容については、マルイ不動産の小原さんのブログに書かれているので、そちらをご参照下さい。
とても、とても、意味深く、興味深く、おもしろいイベントでした。
特に、くいだおれ太郎の柿木さんをお呼びしてのシンポジウム、そして、その後の懇親会では、いろいろ考えることがありました。
もちろん、とても楽しいイベントでありましたが、勉強になりました。
キャラクターを育てて、それを使って何かを行うというのは、とても奥深く、難しいものだと改めて思いました。
我々が「うながっぱ」の活動のお手伝いをさせていただいていて、うながっぱ自体の認知はとても高くなっていて、喜んでいたのですが、厳しく言えば、現状では全くうまくできていないと思いました。
うながっぱが、全く計画や戦略などがなく、経済的にも何かうまくゆく仕組みができていないのに、多くのイベントが成功した(と思える)のは、とてつもなく強いボランティア精神と、経済的にある程度余裕のある人たちが、支えてきたからです。普通だったらとてもじゃないけど、成り立ちません。
もちろん、地域振興のためのキャラクターなので、もうける必要はないかもしれません。関わっている民間企業が儲かったり、多治見市に観光客が増えれば、それが多治見市の税収増につながり、市民のためになるからです。
しかし、それにも限度があります。多くの民間人が、金銭的や時間的な負担をし続けるには限度があります。私の器が小さいからそう感じるのかと思って、あまり大きな声では言っていませんでしたが、今日のシンポジウムで、柿木さんも
「ちゃんと経済的に成り立つ仕組みができていないと継続できない」
「儲けなくてもよいが、ちゃんと関わっている人が生活できなくてはいけない」
と言われていて、自信がもてました。
私自身は、サミットを運営している事務局では一番のペイペイなので、他の諸先輩方には甘えっぱなしで、ほとんど経済的には貢献しておりません。あえて言えば、身一つでお手伝いしているだけです。
なかなか率直には言いづらいところなのですが、言ってしまうと・・・
市にもう少し、うながっぱのことを考えて欲しいと言うことです。
うながっぱを、ちゃんと育ててゆきましょう。継続的に。
ちゃんと戦略を立てましょう。
これだけ、うながっぱや多治見を愛している人たちがいるのだから、ちょっとだけちゃんとしたら、ものすごくよくなると思います。
ぜひ、来年のサミットまでには、少しでもそういう方向に進んでいることを切に願います。もちろん、願うだけでなく、私として、できることは何でも協力したいと思っています。
なんてことを考えることができたイベントでした。
他のキャラクタを活用している人たちも、それぞれみんな同じような悩みや問題を抱えつつ、でも、情熱と愛で支えてきている人たちが多かったのには勇気づけられました。
楽しい飲み会でした。