先日のセミナーの言い訳

先週、商工会議所の経営指導員向けのセミナーの講師をさせていただきました。

テーマは、中小企業の資金調達ということで、銀行からのお金の借り方や、公的な支援制度の紹介と具体的な手順だったり問題点だったりをお話ししました。

・・・が、ちょっと反応がイマイチだった気がします。私自身の未熟さも原因の一つですが、一応言い訳をさせていただきたい理由もあります。

 

このセミナーの依頼を受けたのは、岐阜商工会議所主催で、一般の経営者を対象とした資金調達セミナーの時でした。

「今回と同じ内容でセミナーをしていただけませんか?」

というような依頼で、引き受けました。ですので、私としては、基本的にはそのときの内容を元に、多少新しい情報を盛り込んで内容を決めたのですが、それが適切ではありませんでした。

 

経営指導員というのは、普段は一般の経営者に指導をされている立場の方々なので、基本的な支援制度などは当然ご存じのことが多く、セミナーでお話しした制度の紹介などは、既知のことばかり、退屈して当然です。

 

今回の反省は、事前に充分受講者の情報を得て、それに合わせた内容の組立をしないといけないという点です。

私のような肩書きも知名度もないセミナー講師にとっては、一度失敗すると二度と呼んでもらえなくなるので、失敗は許されません。しかし、とてつもなく幸いなことに、今回は来月同じ主催者のセミナーがあるので、今度は(今回比較的盛り上がった)、実際に公的な支援を利用した企業が、どのような苦労をして、どのような良いことがあったのかというような体験に基づいた話を大幅に増やしたいと思います。

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