家の周りの木を切りました

今の家に引っ越して7年半。もともと生えていた木は、ほとんどほったらかしでしたが、当然ながら7年もたつと、木は大きく育ちます。

一般的に、木を切ることは自然にとってよくないことと思われがちですが、ちゃんとした手入れをすることは、木にとってもよいことです。

 

日当たりが悪くなったり、雨が降ると枝が垂れて建物や人に当たります。建物や電線に当たる枝は、将来的に大きな問題にもなりかねません。また、それでなくても3チャンネルくらいしか映らないテレビも、枝が生い茂ると写りが悪くなります。携帯電話の電波もますます悪くなります。

 

そんな理由から、7年ぶりに本格的に家の周りの枝や木を切ることにしました。思い切って大幅伐採しました。

 

  • 玄関付近のもみじ×2
  • 屋根にかかっているサクラ×2
  • 池(のあったところ)周りの雑木×たくさん
  • 井戸小屋裏のドングリの木
  • 井戸小屋前のタラヨウの木

などを中心に切りまくりました。

一番の大物は、井戸小屋裏のドングリの木。これは、3本が並んで生えていて、日当たりが悪いだけでなく、それぞれの成長の妨げにもなっているので、1本切ってしまうことにしました。

チェーンソーなどないので、普通ののこぎりで切ります。10m近い木なので、ちゃんと倒さないといけません。あらかじめ倒す方向を決めて、そちらに切り込みを入れ、反対側に「裏切り」をしておきます。ちなみに、見方に背いて敵側につくという意味の「裏切る」の語源として、この木を切るときの手順だという説もあります。切ること自体は、思ったより簡単にできました。

しかし、木を倒すのが問題でした。周辺の木と枝が絡み合っていて、押しても木が倒れないのです。

いろいろ考えた上、切り離した根元部分を持ち上げて、倒したい方向と反対側に引きずることにしましたが、10m位の木というのは、かなり重いです。ものすごく頑張って木を引きずり、苦闘10分。とうとう木を倒すことができました。

切り株を見ると


樹齢は16年くらいでしょうか。

せっかく育ったのに・・・とも思うのですが、並んで育っている2本の兄弟木の為には、必要な伐採なのだと自分に言い聞かせました。

 

その他にも太い枝を、ばっさばっさと切り倒して、家の周りがとても明るくなりました。

 

また、来年もドンドン木が育ちますように。

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