会社の経営では効率をよくすることがとても重要です。。
目標を達成するためには、目標を明確にし、それに向かって努力を続けることが重要です。できるだけ効率よく努力を続けることが目標達成を早めます。
個人の人生においても、それは当てはまることが多いです。目標を達成している人は、努力を続けているし、大きな目標を達成している人は、大きな努力をしている。それを短期間で実現している人は効率よく努力をしています。
しかし、それが絶対的によいことかというと疑問があります。
少しでも時間が無駄にならないように、スケジュールを入れたり、資格取得を目指して、空いた時間に勉強する・・・など。
努力をして自分のスキルを高めることは悪いことではありません。
でも、余り気を詰めて努力を続けると、精神的に余裕が無くなり生活がギスギスしてしまいます。そして、ひどい場合、折れてしまいます。
幸せな人生を送るためには、努力することも重要ですが、どれくらい努力が適正なのかは、その人の(努力耐性)能力と、そのときの人生のポジションによります。
多くの成功者は努力耐性が非常に高いです。と言うより、本人は努力していることに気づいていないほど、努力や苦労に鈍感な人が多いです。それを普通の人が真似をすると、耐えられず折れるか、努力が続かないことに自己嫌悪に陥ります。
人生のポジションとは、年齢や状況のことです。一般的には、独身で子供がいない20代の頃は、限界以上に努力をすると良いです。その後は少しずつ、効率を悪くすべき(純粋な努力を減らすべき)です。
そうすることによって、心に余裕が生まれて、幸せを感じる余裕ができます。
押し入れにあまり、無駄なくキッチリ布団を収納すると、湿気でカビが発生します。下にも背面にもスノコを入れて、高く積み過ぎないようにすると大丈夫です。
人生にも押し入れにも、隙間が大切です。