最近の炊飯器はとても高性能になっていて、ものすごくおいしくご飯を炊けたり、いろいろな料理ができたりします。
しかし、我が家の炊飯器は「ニューロファジー」と言う平成生まれの人は聞いたこともないような、テクノロジーというか流行語で宣伝されていた製品です。つまり、20年以上前の製品です。
炊飯器の性能は、その後の20年でものすごく進歩しました。最近は内釜が特殊で、10万円以上する超高級炊飯器もあります。
しかし、我が家のご飯はとてもおいしいです。おそらく最新の高級炊飯器で炊いたご飯よりおいしいです。外食してもご飯だけを比べたら「家の方がうまいな」というのが家族の感想です。
我が家のご飯がおいしい理由はいくつかあると思いますが、その一つは私の米研ぎ技術だと自負しています。料理好きの妻もそれは認めています。
もちろん、世の中には、私よりも米研ぎがうまい人はいるでしょうが、うちの米(妻の実家産)と、うちの水(井戸水)で、うちの炊飯器に合わせた私の米研ぎ技術は世界一です(これまでの挑戦者は2名ですが)。
こんなボロい炊飯器で、こんなうまいご飯が炊けるのか?!! というくらいご飯がおいしいです。
だから、何?
と言われると、何もないのですが、誰でも10年間、毎日考えながら工夫すれば上手になるということです。