少し前ですが、多治見市若松町のゲームセンター「ヤングフレンド」が閉店したそうです。36年間営業していたそうで、39歳の私は物心ついた頃(つく直前)から、通っていたお店です。
私はヤングフレンドには2つの大きな思い出があります。
まず一つめは、私が保育園や小学校の低学年の頃、父が配達に行くときに、ついていくと、帰りにヤングフレンドでヤクルトを買ってもらえる約束になっていたことです。おかげで、妹たちと楽しみについていったことです。はっきりとは覚えていませんが、とにかく、ものすごく楽しみにしていた記憶があります。
二つめは高校生の頃。
その頃、私の通っていた高校の私のクラスでなぜか猛烈にヤングフレンドがブームになっていました。もちろん、学校帰りにゲームセンターに寄ることは禁止されていたのですが、毎日クラスの仲間が集合していました。
みんな部活動をしていたので、部活動が終わってから行っていました。私は水泳部でしたが、練習はヤングフレンド近くのスイミングスクールで行っていました。 学校が終わると、市営の体育館に行って筋トレをしたあと、ヤングフレンドで休憩をしながら腹ごしらえをして、18時からの練習に参加していました。
私は最初にヤングフレンドに到着し、その後、部活動が終わったクラスメイトが少しずつ増えてきて、みんなが集合する前に、私はスイミングスクールに行っていました。
ある日、いつも通り私がスイミングスクールに出て行ったあと、学校の先生がヤングフレンドに見回りに来て、全員が掴まって指導となりました。そのとき掴まった生徒の数が30人!全員が同じクラス。クラスは42人で、そのうちの30人がヤングフレンドにいたのです。
先生達も半ばあきれながら
「お前ら、ホームルームでも開いていたのか?」
等と言われたらしいです。
翌日、クラスの友達からさんざん愚痴を言われました。私もいつも通っていたのに、私だけは直前にスイミングスクールに行ったために、掴まらず反省文などを書かなくてよかったためです。さんざん文句を言われながらも、30人が誰も先生に私のことを言わなかったことに私はちょっと感動しました。
もちろん、先生達はそんなことはお見通しだったようで、先生には「うまいことやったな」なんて言われました。
そんな楽しい(?)思い出いっぱいのヤングフレンドが、1月31日で閉店したそうです。なんかとても寂しい感じです。