PuppyLinuxで、パソコン再生

妻が使っているパソコンは、10年くらい前に私が使っていた小型ノートパソコンで、起動に10分くらいかかるし、アプリの起動にも数分かかる代物です。

最近、パソコンを今まで以上に使うようになってきたので、遅さによるストレスが、高まってきました。

新しいパソコンを買おうかとも思ったのですが、私の仕事用のパソコンも新しくしたいし、それを買って私が使用しているパソコンを妻に渡そうかとか、考えていましたが、それにしてもお金がかかるのでどうしようか悩んでいました。

そうしたら、先日知人からパソコンの処分を頼まれ、これもまた年代物のパソコンを入手しました。Windows Meがプレインストールされていたパソコンで、次のようなスペックです。。

CPU: Celeron 700MHz
Memory: 128Mbyte
HDD: 8Gbyte
Display:1024 x 768 px

とても今のWindowsがまともに動くスペックではありません。それでも、すてるのももったいないし、どうにか使う方法はないかとネットで調べてみると、PuppyLinuxというLinuxが比較的低スペックなパソコンでも動作することが分かりました。

ただ、低スペックPCでも動作すると言っても、Celeron 700MHz 128MbyteMemoryで動作するのか、使い物になるレベルの動作速度なのかは、実験してみないとわかりません。

会社のスタッフに聞いても、linux自体は少ないメモリでも動作するけど、GUIはメモリもCPUもそれなりに使うので、一概にWindowsよりも軽いとは言えないのだそうです。

なので、とにかく実験、実験。

ジーアップは、Linuxの開発が最も得意で実績も多いのですが、何を隠そう私自身はLinuxを使ったことがないし、インストールも初めてです。Linuxのインストールの私のイメージとしては、いろいろコマンドを叩いてコンパイルしたり、設定ファイルを書き換えたりして、難しそうなものを考えていましたが、最近はそんなことしなくても超簡単にインストールができました。

普段使っているWindowsパソコンで、PuppyLinuxのサイトにアクセスし、CD-ROMイメージファイルをダウンロードして、それをCD-Rに焼き、そのCD-RをLinuxをインストールするパソコンに入れ、CD-Rから起動してやればよいのです。起動した後は、Windowsのように画面の左下に「メニュー」ボタンが表示されるのでそれをクリックして、ハードディスクのフォーマットや、ハードディスクへのインストール、ブートの設定などを行います。

思っていた以上に簡単に設定ができました(無線LANの設定は若干苦労しました。プリンタの設定はまだやっていません)。

USBメモリもさすだけで使えるし、Windowsしか使ったことがない私でもほとんど直感的に、操作ができて、分からないことはネットで調べながらでも、充分簡単に設定もできました。

使用感については、最新のパソコンと思えば、とても遅いですが、普通にブラウザでブラウジングしたり、ちょっとした文書をOpenOfficeで編集するのは、充分耐えられます。妻がこれまで使っていたパソコンを思えば、何倍も速くて快適です。このブログの記事も、PuppyLinuxのパソコンで書いています。

古いパソコンを捨てずに使えたことで、我が家の家計も地球環境にも大変貢献しました(笑)

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