一般的な起業家に比べて、私は断然お金に対する執着が少ないと思います。「お金持ちになろう」という気持ちが少ない。
ある人は、「それは儲かる事業がうまくできない言い訳だろう」と言います。もちろん、それも多少はあるでしょう。
お金持ちになりたくない訳ではありません。たくさんお金があれば、新しい事業に挑戦できるし、今よりももっとやりたいことができる可能性が高まるかもしれません。
社会的影響力のある大きな事業をするためには、大きなお金が動かせる状態になっていないといけません。
ただ、個人としては、ホントあまりお金は欲しいと思っていません。普通のサラリーマンが、普通にもらえるくらいの年収があれば充分です。年に2回くらいユニクロで服が買えて、10年くらいで車を買い換えて、数年に1回くらい海外旅行ができるくらいの年収があれば、充分満足です。これについては妻とも意見が一致しています。
でも、(一応)会社の経営者として考えると、もう少し収入を増やす必要があります。
- 会社のお金が足りないときに、お金を貸せるように
- 収入を求めている社員が希望を持てるように
社長の年収が300万円では、とても社員は希望が持てません。それで本人が満足していても会社のトップとしての責任を果たしているとは言えません。
ちゃんと社員全員が十分な報酬が受け取れるような状況を目指すためにも、もっとお金にどん欲になって、収入を増やすことを考えてみます。