土曜日の団欒 おつカレーの会には、うちも含めて5組夫婦が参加しておりました。
会の内容とは関係ないのですが、団欒の集まりを見て、夫婦のあり方や幸せの定義などについて考えてみました。
団欒のメンバーは、みんなとても個性的な人なのですが、それが見事にうまい具合に組み合わさっています。みなさん、よくぞここまでピッタリ相性のあった人を見つけたものだと感心します。
みなさんとても仲良しです。もちろん、年相応で変に浮かれた感じはないし、相手に対しての不満もあります。それをみんなで集まったときに言いますが、文句に険がないと言うか、逆にやさしさを感じる不満です。みんなで一緒に笑える不満話です。
子持ちの家庭は、家計収入の少なさが、共通かつ最大の不満っぽいですが、悲壮感はなく、結構それを楽しんでいる感があります。
公務員が給料やボーナスを一律4%カットとか、ニュースになり、悲壮感漂うインタビューなどが放映されますが、我が家は10年前からずっとボーナスは100%カットされてるし、給料も同世代の公務員の半分以下しかもらっていません。
ほかの団欒メンバーの家も(我が家ほどではないにしても)収入の安定しない職業なので状況は似ているのではないかと思いますが、みんな楽しそうです。
金の切れ目が縁の切れ目とか、旦那さんがリストラにあったことを奥さんに言えずに毎日公園で過ごして帰宅するとか、団欒メンバーではあり得ません。もともとお金は切れているし、ずっとリストラにあっているようなものだし。
収入とは関係なく幸福度の高い団欒メンバーの生き様は(ちょっと大げさなテーマになってしまいますが)幸せって何だろう?と考えるには、ひとつの興味深い題材となると思います。
深く話せば5時間くらい話せますが、安っぽくまとめると
- 好きなことをやって生きている
- お互いに相手を尊敬している(ところがある)
- ポジティブシンキング
- 欲張りすぎない
そして、それぞれのこだわりと妥協のポイントが夫婦でうまくバランスが取れているのが、団欒夫婦の共通点だと思います。
妥協というと、あまりよいイメージの単語ではありませんが、実は「妥協」は、「幸せ」にはとても重要な要素です。前向きな妥協はドンドンした方がよいと思います。