たまらなくかわいい瞬間

先日の流しそうめんの時に、せとものさん家から、ぽぽちゃん(人形)をもらったYouは、もらった瞬間から文字通り肌身離さず一緒に過ごしています。

そうめんの時も、ずっとおんぶしていました。5人くらいが着たお古の服を着て、人形をおぶっている姿は、我が家の雰囲気と相まって、絵的には完全に昭和の雰囲気です。昭和でもどちらかというと前半(笑)。

 

慎重で臆病なHannaに比べて、Youは大胆で後先を考えず生きている感があります。ある意味子供らしいと言えば子供らしいです。Hannaが学校に行った瞬間に、普段は絶対に触らせてもらえないHannaの物を触りまくったり、食卓に並んだ食べ物でも自分の好きな物だけ先に食べてしまい。最後は白飯のみを食べたり・・・。

 

そんな何も考えていないと思えるYouが、先日じ〜っと止まって考えている時間がありました。実際の時間は3〜4秒の事なのでしょうが、見ていた私には10秒以上にも思える時間でした。

 

いつもは、花や野菜にじょうろで水をやるのですが、その日はホースで水やりをしました。Youに水やりを任せて私がYouからは見えない少し離れた場所に行きました。

しばらくして、大丈夫かYouを様子を見てみると、Youが神妙な表情で水が出続けるホースの先をじっと見てます。ときどき、少し離れた所にあるヒマワリの植木鉢をチラ見しながら、ホースを見る。全ての知能を導入して真剣に考えているようです。

 

 そして、数秒後、意を決したYouがヒマワリの植木鉢に向かって走り出しました。

 

何をしていたのか、あとで聞いてみたら、私の想像通りでした。

いつもじょうろで水をやるときには、じょうろから水をこぼさないようにHannaに注意されます。そのときは、反発して「こぼれてないわ!」などと言い返すのですが、実際はYouも気にしている(わかっている)ようです。

それで、今回ホースで水をやるときに、

  1. トマトなどが植えてある花壇から、ヒマワリまで水をこぼさないように移動したい。
  2. ホースからは水が出続けている
  3. ヒマワリの花壇までの距離は少しある

ということが頭の中を巡りまわること数秒。ヒマワリまで走ろうという結論に達して走り出したのでした。

 

他愛もない出来事ですが、妙にYouがかわいく見えた出来事でした。

コメントする