先月から週末4週連続で続いていた地域関連行事の最後は、町民にとって最も重要な?、町民運動会です。
子供達に父ちゃんの良いところを見せる最大のチャンスでもあります。
運動会には8町内が参加します。8チームで競います。
毎年、私の住む下町内は、全ての競技でそこそこの成績を残し、総合順位も上位です。昨年は総合優勝しました。
当然、今年も優勝を目指します。
私は今年も審判員として運営の手伝いもします。とはいえ、あくまでも、ペイペイの役員なので、指示を仰ぎながら言われたとおりに動けばよいのでとてもラクです(夏のセラパダイニングや先週の祭のことを思えば)。
今までは、子供達の面倒も見ていないといけませんでしたが、最近は、Hannaは学校の友達と勝手に遊んでいるし、Youも町内のお姉ちゃん達に、面倒を見てもらえるようになり、妻も心おきなくお母さん友だちと話しをしたり、いろいろな競技に出場して、抽選券や賞品を稼げます。
どこの町民運動会でもそうなのかもしれませんが、町民運動会では、洗剤や味噌、醤油など生活必需品が、参加賞や成績に応じた賞品として配られるので、我が家でも出られる種目は全部出て、賞品を稼ぎます。
今年一番感動したのは、自由参加のクツ飛ばし競争で、Youが誰にも付き添われることなく、ひとりで参加していたことです。
私は審判としてグランドにいたのですが、保育園以下の競技の時にYouがその列の中に立っていて、一人でちゃんとクツを飛ばしていたのです。競技終了後も、一人で退場門に走って行き抽選券をもらっていました。
後から聞いたら、小学生達に連れられて一緒に入場門の所まで行き、何度か練習をして、その後、自分だけ保育園以下の所に移動したのだそうです。去年までなら、他の保育園の子達と同じように、親に手をつながれてでないと参加できなかったのに・・・。Youもちゃんと成長していることに感動しました。
最終種目でメインイベントの年齢別リレーに、私はほぼ毎年出ていますが、去年は二人くらいに抜かれてとても残念な結果でした。今年は子供達によいところを見せるためだけに、1年間日々のトレーニングと摂生を重ねてきました(?)。
毎年異様なほど盛り上がるリレーなので、水泳の大きな大会よりもある意味緊張します。私は第2走者です。
盛り上がり方に比例して、選手の真剣度もかなり高いです。毎年スタートの60歳以上の区分でも、年甲斐もなくちょっとずるいぐらいのことをします。今年も、フライングがあってちょっともめながらの再スタート。下町の第一走者は、とても優しくて遠慮深いYさん。走力の前に図々しさで負けており、後ろに追いやられて、私がバトンを受け取ったときには後ろから2番目(7位)でした。
でも、2日前に40歳を迎えた私の走った区分は、去年までの20歳から39歳の区分とは速度が違います。結構良い感じ。
第2コーナーで、2人抜き、
バックストレート前半で、1人抜き、
バックストレート中盤で、(転んだ人を)1人抜き、
第4コーナー付近で、さらに1人抜き、
2位になって次の人にバトンを渡しました。
5人抜き!!!小学生の頃大活躍していた運動会以来の気持ちのよいリレーでした。
さぞかし、子供達も父ちゃんの活躍に興奮しているだろうと思って、控え席に戻ると、Youは涙を流し、Hannaはポカンとしてます。
Youは応援席裏で、応援旗を振らせてもらえずに泣き、Hannaは応援旗を振るのに必死で、全くレースを見ておらず・・・。
せっかくの父ちゃんの活躍も、子供達には見てもらえませんでした・・・。
来年こそ、子供達によいところを見せるために、また一年精進します。