日曜日は岐阜で長期インターンシップをプロデュースしているNPO法人G-netの、学生向けイベント「ホンキ系インターンシップフェア2011春」に行ってきました。
これまでも何度もインターンフェアには参加させてもらっていますが、圧倒的に参加者の多いフェアでした。数年前までインターンフェアは、NPOの代表自らが企画し、司会もしながら行われていたのですが、最近はNPOの学生部が企画も運営も全て行なっています。こんなイベントを取り仕切ったりできる学生はこんな時代でも就職とかで悩まないのではないかと思います。
昨日は、150人位の参加者ということでしたが、スタッフとして参加している学生や、OB/OGなども含めると150人をはるかに超える学生が部屋には居ました。かなり人口密度が高い空間でした。
いつもの座談会では、私の前に5〜10名くらいの学生が半円状に座って話をします。少なければ全員から質問を聞いたりもします。
ところが、今回は2回の座談会とも30名以上の学生が集まってくれました。30名といえば学校の1クラスの人数です。膝を付き合わせての座談会・・・とはいきません。立って声を張り上げて話しました。
当然、全員から質問を受けるということはできないので、挙手してもらっていくつかの質問に回答しました。質問は、一言で答えられるような質問ではないので、ひとつの質問の回答に10分くらいかけます。1回の座談会で5問くらい回答できたかな、という程度です。
ー どうしたら、挑戦する勇気がわきますか?
挑戦するかしないかを考えると不安で挑戦できなくなるから、1年でも半年でも、「はい」「やります」しか答えないようにしたらよい。言うことが難しいなら「はい」や「やります」と書いたカードを作って、人になにか言われたらそのカードを出すと良い。
大真面目に私は答えているのですが、それをどれくらいの学生が本当の話として受け止めているかは不明です。
インターンシップに参加するのも、ボランティア活動するのも、留学するのも、流浪の旅に出るのも、なんでもよいのでいろいろなことに挑戦してみれば、それが経験となって自信がつき、新たな挑戦ができるようになります。話を聞いてくれた学生の中で、ひとりでも多くが、新しい挑戦をしてみてくれたら嬉しいです。