キャリア設計=就職支援ではない

昨年から、仕事でいろいろな方のキャリア設計のお手伝いをするようになりました。キャリアコンサルティングなんてこともさせてもらっています。

もちろん、一生懸命取り組んでいますが、個人的には少し違和感を感じているのも事実です。

 

違和感の最大の原因は、キャリア設計が「就職対策」的な作業と考えられている点です。

こんな会社に就職したい、ならば、こんな資格や経験が必要になる、だから、今こういう勉強をしたり、経験をつもう・・・。というのを考える時間をキャリア設計だったり、キャリアコンサルティングの時間となっています。

 

本来のキャリ設計とは「人生をどのように過ごすのか」を考える時間であるべきだと思っているので、単に就職するための準備と言うとらえかたには、違和感を感じます。

キャリア設計とは、就職に向けた準備ではなくて、もっと大きなテーマ「人生をどうしたいのか」という観点で考えるべきことだと思います。

もちろん、ほとんどの人は、働いて収入を得なければ生きてゆけません。そのなかの多くの人は、どこかの会社に就職して働きますので、どんな会社にどうやって就職するかも考える必要もあります。でも、それはキャリア設計のほんの一部であることを認識して行うべきだと思います。

 

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