私は、子供の頃あまり本を読まない子供でした。あまり・・・というかほとんど本を読みませんでした。
今のように本を読む用になったのは25歳くらいからです。オーストラリアに住んでいて、日本語の文章に渇望し、現地の図書館にあるごく僅かな日本語の本や、旅行者からもらう本や、日本から来た荷物の緩衝材的に使われていたくしゃくしゃの新聞まで、とにかく日本語の文章を読みまくりました。その後、翻訳会社に就職し、日本語の校正などをする仕事について、職業的にも文章を読む機会が増えました。
自分が本を読むようになって分かったことですが、本を読むのはとてもよいということです。知識を増やし、心を豊にし、語彙を増やしてコミュニケーション力が増し・・・人生を良くしてくれます。子供の頃にそれに気づけばよかったと思いました。
そんな思いもあって、自分の子どもには本を好きになってもらいたいと思っていました。赤ちゃんの頃から、寝る前には本を読み聞かせる習慣にしています。それは今も続けています。私が子供たちが寝る時間までに帰宅したら、私が読むし、そうでない日は妻が読みます。
その甲斐あって、うちの子供達は本が大好きです。
特に、Hannaは小学校3年生になり、読める漢字も増えてきて、自分で本を読むのが楽しくて仕方がないようです。
最近は絵の付いていない分厚いシリーズ物の本を読むようになりました。暇さえあれば本を読んでます。多治見の図書館で本を借り、学校の図書館でも毎日本を借り、読みまくってます。
寝る前の読み聞かせの時間の前後にも、自分で別の本を読んだりしています。
とても良いことだと思うのですが、何となくちょっと遊んでもらえない感じの父は、ちょっと寂しいです。
隣に座って別々に黙々と本を読む親子。。。たまにチョッカイかけて叱られる父。
小学3年生にもなれば、保育園の頃のようには遊んでもらえないわな・・・。やはり、子どもの成長に、親がついてゆけてません(笑)