ダイエットを始めた頃は、比較的簡単に体重が減っていきます。
それまでの日常生活で、摂取するカロリーと消費するカロリーがバランスが取れていたのが、少し摂取カロリーを減らして、少し消費カロリーを増やせば、ドンドン体重が減ってゆきます。
ダイエットの初期の頃は、とても単純な計算で、体重の減りが予測できるし、実現もできます。7000キロカロリーくらい余分に消費すると、だいたい1kgくらい体重が減ります。
ところが、ある段階から、そう言うわけにいかなくなります。
良くも悪くも体が変化するからです。人間の体はとても順応性が高いので、少ないエネルギーで生活していると、効率よく吸収して蓄える力がついてきます。また、同じ運動をしても消費カロリーを少なくて済むようになります。生きてゆく上ではとても重要な能力なのですが、ダイエットにとっては、困った能力です。
だから、ダイエットをして体重を減らした後に、その前と同じような食事と運動量に戻すと、以前の体重以上に戻ります。
しかも、人間の体は、加齢と共に基礎代謝は落ちてゆくので、年を取るとさらに太りやすくなります。
ダイエットを成功させる・・・というか、体型を維持するためには、生活習慣を変えなければいけません。
若い頃よりも、たくさん運動をして、食事を減らす・・・それを苦しいと思ってやっていては、習慣にできないので、楽しいと思える何か動機付けができるとよいです。
ダイエットは、減らすことよりも、減らした体重を維持することの方が、難しくて重要なことかもしれません。
ちなみに、この記事は(リバウンドした)言い訳ではなくて、どちらかというと自慢です。
私、減らした体重を維持してます(笑)。