先日auから発売された、HTC EVO WiMAXを購入しました。
基本的なスペックなどは公式サイトなどをご覧いただくと載っています。最大の特徴は、WiMAXに対応していることです。また、テザリングにも公式に対応しているので、心置きなくモバイルルータとして使うことができます。
それを踏まえて、私としては大きくモバイル環境を変えることにしました。iPhoneやイーモバイルの2年縛りが終わるタイミングもあるので、このモバイル環境変更プロジェクト(?)が完全に終わるのは9月頃です。
これまで、iPhoneとイーモバイルを契約していて、パソコンを使うときにはイーモバイルのPocketWiFiを使っていました。
しかし、いくつかの不満がありました。ひとつは、パソコンがMacBook Airになって、いつでもどこでもさっと開けば使えるのに、PocketWiFiを起動するのに時間がかかるので、いつでもどこでも仕事という感じではないこと。もうひとつは、最近頻繁に福井に出張するようになったのですが、その移動中のイーモバイルがずっと圏外であること。
それらを解決するのに調度良い端末と考えたのが、HTC EVO WiMAXでした。WiMAX自体はうちの近所などでは使えないので、とても欲しい機能というわけではありませんが、端末に機能があれば、使いたい機能です。特に都会で仕事をするときは、重宝すると考えました。
それで、最終的にはiPhoneを普通のガラケーにして、イーモバイルを解約する予定です。
それに向けて、少しずつ実験をしています。まず、PocketWiFiを持ち歩かないようにして、イーモバイルを解約しても問題ないかの確認です。
次に、iPhoneの「モバイルデータ通信」をオフにして、iPhoneの使用料を抑えつつ、データ通信はソフトバンクよりもカバーエリアが広く、かつ、WiMAXエリアでは速度が速いHTC EVO WiMAXのテザリングを使っています。
とても快適です。MacBookAirを開けば、直ぐにどこでもネットに繋がった仕事ができます。通信できるエリアも格段に広がりました。
また、思っていた以上に、WiMAXのカバーエリアが広く、多治見市内でも高速通信が出来る場所がたくさんありました。
では、何も問題ないかと言うと、実は大きな問題があります。結構致命的な問題です。それは、HTC EVO WiMAXのバッテリーです。とても消費が激しいです。もともと、HTC EVO WiMAXは、予備のバッテリーが標準で付いてくるので、メーカーもバッテリが持たないことを分かっているということです。
それにしても、もちが悪いです。ちょっと多めに使うと、バッテリーパック2つでも丸一日持たないです。しかも、バッテリーパックを交換するのはとても面倒です。昔は普通に行なっていた行為ですが、本体の裏蓋を外してバッテリーを交換して、裏蓋を付け直すことが、面倒です。
では、私がデータ通信をHTC EVO WiMAXに集約することを諦めたのかというと、そうではありません。当初の予定通り、イーモバイルとiPhoneの解約を行う予定です。
その為に新たに購入(予約)したのが、HyPerJuiceという大容量バッテリーです。HyPerJuiceだけで、MacもHTC EVO WiMAXも、iPadも使えます。スペック的には全部が丸一日以上持ちます。もちろん、重いですが2年くらい前まで3kg以上のPCを日常的に持ち歩いていた私に取ってはたいしたことはありません。
Appleのライセンスの問題があって、以前はケーブルを2つつながないとMacBookAirに繋げられなかったり充電できなかったりしていましたが、それを解決するケーブルキットが発売されることになったので、それを注文しました。予告通り4月中に発送した旨のメールが届きました(アメリカの本家に注文したので、到着までにはあと1週間くらいかかりそうです。日本で買うより送料を考えても1万円くらい安いです。しかも、予約注文特典でカーチャージケーブルも付いてくるらしい。)。
それが届けば、当初の計画通りモバイル環境を移行することができるはずです。製品が届いたら改めてここで報告します。
ひとまず、今日のところの結論
HTC EVO WiMAXはとてもよい。ただし、バッテリーの持ちはとても悪い。