格差社会の象徴として話題となった、有名大学の学生の親は年収が高いという調査結果。東大生の親の平均年収は1000万円を超えているそうです。
しかし、この結果について大いに疑問があります。もちろん、ちゃんとした調査結果なので、事実としては間違っていないと思いますが真実は違うと思います。
有名大学の学生の親は、
- IQが高い
- 成功体験が多く、努力が報われる、と考える
- ポジティブシンキング
こういう人が多いのだと思います。そして、そういう人は、比較的年収も多くなるのだと思います。
つまり、年収が多いから有名大学に子供を入れられるのではなく、有名大学に入れるような子育てができる人は、社会的に成功者で年収も比較的高いことが多い、ということだと思います。
もちろん、例外も多くあると思いますが、統計的には東大生の親の年収が高くなると思います。
年収が能力を決めるのではなく、能力が年収を決める。
のです。能力とは学力だけでなく、考え方も含めたものです。
子供が人格を形成する上で、誰よりも親の影響を受けるはずです。親が前向きで、楽しく幸せに生きていれば、子供も前向きで楽しく幸せな人になります。
年収が子供の学歴を決定してしまうというのは、あまりにもつまらない論理です。夢がない。
うちの子どもにも中学生くらいになったとき「うちは年収少ないから、有名大学には行けない」なんて思わないように、この記事を読んで欲しいです。