一般的に、会社の役員を評価するときには結果を重視し、担当者を評価するときには過程を評価するとよいと言われています(もちろん部署にもよります)。
過度な成果主義を担当者レベルで採用すると目先の数字を追ってしまったり、他人の足を引っ張ったり、クレーム処理のような売上につながらないけど、会社にとっては重要な業務を疎かにされたりします。なので、担当者レベルでは過程や内容も評価する必要があります。
自分の所属部署全体や、会社全体が見えるようになってきたら、結果重視の評価の比率を高めていくのがよいです。
社長の評価は、会社がちゃんと儲かっているのかという結果だけをみて評価されます。どんなに頑張ったって、会社が赤字で給料も払えないような会社の社長は評価されません。
「今年は、儲からなかったけど、本当に一生懸命頑張ったから、借金の返済を猶予してあげます」なんて、銀行が言ってくれたらいいのですが、絶対にありません。
最終的には、自分があんまり頑張らなくても会社が儲かるような仕組みや組織を作って、自動的に良い結果が出続けるようにするのが多くの社長の目標です。