うちの子供達は、ふたりともとても本が好きです。これは結構自慢です。
Hannaが生まれてから9年半、寝る前の読み聞かせは続けています。最近ではHannaは学校の図書館でシリーズ物の本を借りてきて、暇さえあれば読んでいますが、寝る前の絵本の読み聞かせは続けています。
一人目の子供は、親もよく分かっていないので、育児本などを見ながら、何ヶ月くらいになったらこんな本を読んであげようとか、こういう時期はこうやって本を読んであげようとか、試行錯誤しましたが、二人目になると、上の子がいるのでそんなことを言ってられなくなります。食べ物や生活スタイルも上の子と一緒にしないといけないことが多くなるので、良くも悪くも自由にさせてしまうことが多いです。
本についても同じで、次女のYouは、生まれた時からずっとお姉ちゃんと同じ本の読み聞かせを聞いてました。自分で本が選べるようになってからは、1日おきに交代で好きな本を選んで寝る前に読んでますが、逆に言えば1日おきにお姉ちゃんの好きな本を聞いていることになります。
だからなのか、二人目のほうが成長が早い気がします。
Hannaも年長組の時には、上手に本を読めるようになっていましたが、今のYouの本を読む上手さに比べたら比較になりません。Youが大好きな保育園の先生の真似をして、本を相手に向けて読み聞かせをする様子は、私よりずっと上手です(ちなみに私、平均的なお父さんよりは本を読むのは上手だと思います)。
さらに驚くのは、黙読です。字ばかりの本を結構な速度で黙読します。最初は、お姉ちゃんの姿を真似しているだけなのかと思っていましたが、内容を聞いてみると正しく理解しているので、ちゃんと読んでいます。
ものすごく気を使って本に触れさせていた一人目も、かなり放置気味の二人目も、結局どちらも(今のところ)本がとても好きです。
二人を見ていて、子供を本好きにさせるのに必要なのは、表面的なテクニックではなくて、親の適度な期待(思い)なのではないかと思います。