最近、人前で話をする時の口癖(?)としている
「そこへ行く道はたくさんある」
先日の岐阜大学でも、強調しまくったので、1ヶ月経ってもちゃんと学生たちは覚えていてくれました。
私の信条の中で、一番譲れないことは「多様性」です。人と違うことを認めること。逆に、私にとって、同じであることを強要されるのが最も受け入れ難いことです。
人と同じ道を歩かず、違う道を見つけることに喜びを感じ、底を通ることがとても楽しいです。遠回りも大好きです。
そこへ行くには、この道を通ってゆけば一番安全で早く確実に行けると誰かに言われても、そして、それが正しくても、私は山の中の草木をかき分けながら、そこへ行きたいのです。
もっと言うと、そこへ行くことよりも、そこへ行こうとしていることそのものが目的であったり楽しみであったりします。
人生の目標はあります。でも、いろいろ寄り道をしながら、道を歩いていることが楽しい。
もし、もともと思っていたところと違うところに到着しても、結果オーライ。
もし、もともと思っていたところに到着できなくても、結果オーライ。
既に、楽しい経験を得ているのだから。
そんな風に考えています。これに共感してもらえる人がいたらうれしいですが、もし、「私はそうではなく目標に向かって一心不乱に突き進むのだ」と言う人がいても、私はその考え方を否定もしないし私の考え方を強要もしません。それが、私の絶対に譲れない「多様性」ということです。