妻の車がいろいろ調子が悪くなってきました。14年くらいで17万km走っているので、仕方がないと言えば仕方がないです。
逆にこれまでよく元気に走ってきた方です。
独身のうら若き女性に買われたこの車、やがて持ち主が変な男を見つけてきて、その人が車に乗るようになり、しばらくしたら持ち主は、その変な人と結婚し、やがて、赤ちゃんが生まれ、病院から実家に生まれたばかりの赤ちゃんを乗せました。
ボロ家に引越し、ボロ家から保育園に夫となった男が毎日子どもを乗せて行くようになり、またしばらくしたら、新しい赤ちゃんが生まれました。
・・・それから7年が経ち、
最初の赤ちゃんは、もうすぐ10歳になります。生まれた時からずっと乗っていた車、最近まで「デミヨ」だと思っていました(笑)
2年前にその子が描いた絵
ずっと一緒だったデミオくんは、子ども達のいろんな思い出の隅にいつもいました。
いつしか、赤いデミオは、子ども達が好きな絵本の一つ
「あかいじどうしゃ よんまるさん」の主人公(車)と重なってきました。
この本に出てくるよんまるさんという車も、古くてオンボロだけど家族を見守り、家族に愛された車です。
デミオもよんまるさんのように、どこかで再生されて第二の人生を送っていると子ども達は信じています。さよならデミヨくん。
そして、これから新しい仲間「フィット」ちゃん(娘たちの命名)とは、少なくとも下の子が大人になるまでは付き合い、いっぱい思い出を乗せてゆきたいと思います。