最後の最後

私は、普通の人よりプレッシャーを感じたり、緊張したり、悩んだりすることが少ないと思います。最近は特にそうです。

 その理由は、

成るようにしかならない

と思っているからです。重要な交渉でもプレゼンでも、上手にできるかどうかは練習やそれまでの人生で培ってきたものによってきまるので、当日その場では必要以上には緊張しません。そして、もう一つ

成るようになる

と思っているからです。重要な交渉でもプレゼンでも上手にできない可能性はあるけれど、そうであっても、本当に熱意と努力を注ぎ込んでいればきっと上手くいくし、もし、その交渉がだめで骨折り損になっても、いつか神様はきっと棚からぼたもちを落としてくれると思います。


自分にとって何が1番怖いことなのか、何を1番避けたいか、最後の最後まで守りたいものは何か、それが明確にすれば悩みはほとんどなくなると思います。

僕の場合、それは「家族」です。最後の最後、家族の信頼や愛情さえ残るのであれば、あとは捨てられます。家族にさえ信じてもらえているのであれば、難しい交渉に行ったり、謂れ無きことで叱られたり、晒し者にされたり、恥をかかされたとしても耐えられます。

他人に高い評価をしてもらえるのは嬉しいけれど、他人からの評価ばかり気にしていると、プレッシャーを感じたり、悩んだりしなければいけません。最後の最後、世界中のすべての人が低い評価をしたとしても、家族から高く評価してもらえていればそれでいい。耐えられます。

先日も妻には

「よく呑気に寝られるねぇ。私なら直ぐ胃に穴が開くわ」

と褒められましたが、そうやって妻に褒めてもらってから、地獄の釜にに飛び込んで、無事生還しました(笑) 

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