雑草と、美しい花と、おいしい実

普通の家の庭にある植物は、大きく分けると3つに分類できるのではないかと思います。

1.美しい花を咲かせる植物
2.おいしい実を付ける植物
3.強い雑草

もちろん、両方を兼ね備えているものもあります。美しい花を咲かせて、おいしい実を付ける雑草(木)もあります。

これは会社や人間にも当てはまる気がします。競争を勝ち抜いて、生き残る企業や人間は、3つの要素の何かを持っています。
つまり、他社(他者)に役に立つような何かを持っている人や、どんな攻撃にも耐えられ生き抜ける強さを持っている人が、勝ち残るということです。

私自身を考えてみると、残念ながら「美しい花」ではないのは確かです。
何度踏まれようが、干からびた土地だろうが生き抜く強さがあるかというと、ちょっと疑問です。20代の頃は強かったと思います。それは失うものや守りたいものが無かった故の虚勢かもしれませんが、今は家族、会社、仲間・・・など失いたくないものが増えてきて、それが弱みになる可能性があります。
であれば、残るはひとつ、「おいしい実」を付けるしかありません。

私は、他者に喜ばれる「実」を付けているだろうか?
ジーアップは、他社に役立つ「実」を付けているだろうか?

そんなことを常に問いながら経営を継続させてゆきたいと思います。

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