今週末は久しぶりに長時間の井戸掘りを行いました。
先月、2本目の井戸を掘り始めたのですが、約1.2m程のところで、全く進まない状態になっていました。恐らく大きな石に当たっていたのだと思います。
先日、新潟から井戸掘り名人に来て頂いたときに、石でも削れるビット(掘削ドリルの先端)を持ってきて頂いて、それを使っているので、石に当たっても時間をかければ削れるはずです。そこで、のんびりと、掘削機を動かすことにしました。
1時間に1cm程度のかなり遅いペースですが、作業の流れがつかめて、連続稼働できるようになりました。
掘削機のアクセルはずっと動かしておくと振動で、アクセルがゆるむ(出力が下がる)ようなので、時々アクセルを調節して出力を上げます。少しだけドリルを下げ、振動があまり酷くならないところでドリル位置を固定します。するとしばらくはそのままにして、他の作業をします。水にベントナイト(水の粘度を上げるもの)を溶かしたり(なかなか溶けないのでバケツでかなり一生懸命かき混ぜて溶かす)、上がってきた砂をチェックしたり・・・。そんなことをしていると、出力が下がって、ドリルの回転が乱れるので、アクセルを調整、そして、また他の作業、ということを繰り返していると、ドリルの振動が無くなります(石を砕いたか削った?)。そしたら、少しだけまたドリルを下げます。
これで、1時間に1cm程の掘削ペースです。そんなペースでいつになったら井戸が掘れるのか・・・なんて考えたりせず無心で作業します。土曜日から日曜日の昼にかけて、6cm程しか掘り進めませんでした。それが、日曜日の午後、とうとう大きな石(?)を突き抜けたのか、急に振動がなくなり、どんどんドリルが下がるようになりました。
めちゃくちゃうれしかった!!! ちょっと感動しました。
その後、50cmほど掘り進み、新しいパイプをつなげました。新しいパイプで50cmほど掘ったところで、時間切れ終了しました。
久しぶりにだいぶ掘り進みました。
まだまだ、先は長いですが、あきらめずに掘ってゆきます。