いろいろなところで「さすがはプロ」と思う人に出会うのですが、最近特に私が思うのが、キャンペーンガール(?)の人たちです。
今日も、待ち合わせ場所の近くにあった、ゴルフショップの店頭で、おそらくメーカーの人たちが、商品を山盛りにして、キャンペーンの準備をしていました。しばらく見ていると、テーブルにポスターを着けたり、商品を並べたり、基本的には、おじさんたちが、偉そうなおじさん(上司?)に、怒られながら、準備を進めています。その中に、一人若い女性が混ざっています。実年齢はわかりませんが、見た目はとても若い(というより子供っぽい)感じです。
その子も叱られながら準備をしています。
いよいよ準備ができたら、その女性が、マイクを持って、しゃべり始めました。準備などもしているので、派遣会社のコンパニオンではなくて、従業員なのか??とにかく、話し始めたとたん、それまでの気が小さくて、イマイチぱっとしない女の子(失礼)が、とても大きく輝いて見えるのでした。
「本日、○○ボールを1ダース以上ご購入いただきますと、ボールを4個おつけいたします」
という感じなのですが、立て板に水、さらさらと、よく通る声で、呼びかけます。
あっという間に、その店頭には人が集まってきました。
展示会などのフェロモンむんむんという感じではなく、まじめな女子高生という感じの子なのですが、威張っていたおじさんには絶対できない集客力です。
マイクを使ってしゃべるのって本当に難しいと思います。
私も何度かしゃべらされたことがありますが、とてもじゃないですが、聞けたもんじゃありません。
セミナーを受けたり練習したり、場数を踏んで、以前にくらべれば、多少うまくはなったと思いますが、以前がひどすぎたので現状で人並み程度です。なので、余計、それが上手にできる人を見ると、尊敬します。あまりじろじろ見ていると怪しい人になってしまうので、遠目にみるだけですが・・・。
どこかのメーカーのテレビCMで、社長が
「私の場合、バスケがうまくてもだめなんだよ」
というような台詞を言うのがあります。確かにそれぞれの人にはそれぞれの役目があり、やるべき仕事も違うのですが、「心地よく人に話を聞いてもらう」というのは、ほとんどの人のほとんどの仕事に必要な能力(あれば便利な能力)だと思います。
もっともっと、練習したいです。