以前「Hanna監督・演出の桃太郎」でも書いたのですが、最近のHannaの遊びで一番好きなのは、本や物語を演じる遊びのようです。
今日も、何して遊ぼうか?と聞くと、図書館で借りてきたアンパンマンの本を持ってきて、「これやろ」と言うのでした。
HannaとYouと私でやるのですが、最初にHannaが役を決めます。
「Youちゃんが、アンパンマン」
「父ちゃんは、ジャムおじさん」
「Hannaは、バタコさん」
自分が主役でないところがHannaらしくてかわいいです。ただ、監督・脚本・演出はHannaです。
・・・で、Hannaの「はじまり、はじまり〜」のかけ声で、始まります。一応、台本(絵本)を広げて、それに沿って進めます。
Hannaが、「Youちゃん。誰かがおなかを空かせて泣いているみたいだから行ってきて」と指示を出します。当然、Youは全く状況が分かっていないので、私がYouを抱え、アンパンマンが飛ぶような格好にして、家の中を飛びます(Youはそれで大喜び)。
プーさんのぬいぐるみのところまで行って、「プーさん、おなかが空いているのかい? だったら、僕の顔をお食べ」と言いながら、プーのぬいぐるみをYouの頭に押し当てて「むしゃむしゃ」とかやると、またYouは大喜び。
そうしているとHannaから「アンパンマン、新しい顔に取り替えに、パン工場へ戻っておいで」と指示が出るので、再びYouを抱えて、Hannaのところに飛んでゆきます。
そこで、今度は私に「ジャムおじさん、アンパンマンの新しい顔を作ってあげて」と指示が出るので、パンを作る真似をして、Youの顔につけてやります。
「アンパンマン。元気になったらまた、誰かを助けに行って」
というHannaの指示に従い、再びYouアンパンマンは飛んでいくのでした。
そんな感じで、延々とアンパンマンごっこは続くのでした。一番楽しそうなのは、やはり、何も分かっていないYouです。抱っこしてもらって空を飛んだり、プーさんにチューされたり、大はしゃぎです。