幻のKIRIN勝ち樽で一家号泣?

今日は、夕食の前に風呂に入ることになり、Youと私が服を脱ぎ始めると、電話のベルが鳴りました。

 

「○○便(某大手運送会社)ですけれど、KIRINの勝ち樽が届いています。お宅の場所はどこですか?」

 

なんと、先月申し込んだ、KIRINビールの「勝ち樽」が当たったのです。

 

ところが、どんなに説明しても、うちの場所が分からないようで、要領をつかめません。

それでも、どうにか分かったということで電話を切りました。

 

ビールを愛する妻(このキャンペーンに申し込んだのも妻です)に、報告すると、大喜び。

 

小躍りしながら歓喜歓声。

 

「でも、かなりやばそうな、おじさんドライバーっぽかったから、届けられるのは12時過ぎるかもよ」

と、私が冗談を聞く耳を持たない感じでした。

 

その後、私は風呂に入り、みんなでご飯を食べて、いると家の前に白いワンボックスカーが停まりました。

 

「来た!バンザーイ」

 

また、歓喜する妻に印鑑を渡され、出て行く私。

 

時間はかかったけど、よくぞ来てくれました。

「柴田さんですね」

「はい」

「荷物です」

「はい。ありがとうございます。」

運転席から出てきた運転手は、荷台に行き、荷物と伝票を取って出てきました。

 

・・・ところが、伝票は確かに私の名前なのに、荷物に貼ってあるラベルは別の人の名前です。

「これ、違いますよ。」 

 と、私が言うと

「あれっ?」

と言って、荷台に戻りごそごそ探して

「すみません。荷物間違えました。明日もう一度配達します」

 

私、絶句。。。。

 

私は別に明日でも構わなかったのですが、家の中には小躍りしている妻と、あまりの妻の喜びようにつられて踊っている娘達がいるのです・・・。

「すみませんねぇ」

 と言いながら、おじさんは行ってしまいました。

 

手ぶらで戻ってきた私を不思議そうに眺める妻に、理由を説明したときの妻の落胆ぶりは尋常ではありません。

落胆は怒りに変わり、運転手に対する罵倒。

怒りは悲しみに変わり、号泣。

 

母の一大事を察したHannaもつられて泣き出し、姉に母を取られたと思った、Youが、妻とHannaの間に割り込もうとして、Hannaに突き飛ばされて、号泣。

我が家の3人の女達が大声で泣いています。

 

その様子に、ちょっと引き気味の私。

ホント、近所に家が無くて良かったです。

おそらく理由を説明しても信じてもらえないでしょうから・・・・

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