Youが熱を出したので小児科医院へ連れて行きました。
家を出るときは、まだ、それほどあつくなかったのですが、病院へ着いたときには、抱っこしていると触れている部分が熱くて我慢できないほどになっていました。
病院で体温を測ると、39.8℃! 熱いわけです。
いつもは、止まることなく動き回るYouが、ぐったりして全く動きません。
脱水状態にならないように、お茶を飲ませるのですが、ほとんど飲みません。
こういう時の待ち時間というのは、いつも以上に長く感じます。
やっと呼ばれて診察室に入り、聴診器での診察、のどを見たり、検査用にいろいろ唾液などを採取され、
「熱が高いようなので、脱水にならないように点滴を打ちましょう」
と言われ、点滴の準備が始まりました。
「では、お父さんは、廊下のベンチで待っていてください」
と、Youが看護師さんに連れられてゆくと、今まで以上に大きな声で泣き叫ぶのでした。
カーテンで仕切られた向こう側で、泣き叫ぶYouと、
「すぐ終わるよ」
「はい、もうちょっと」
などと言う看護師さんの声が飛び交っていました。たぶん、数分のことだったのでしょうが、私にはとてつもなく長い時間に感じられました。
やっと、出てきたYouは、手をぐるぐる巻きにテープで固定されて、点滴をぶら下げて出てきました。
ものすごい勢いで、私にしがみつきます。
それから、処置室(?)に移動して、待ちます。最初は、出口を指さしながら泣いていたYouは、すぐに寝てしまいました。
その後、点滴を外すときに、またひと泣きして、薬をもらって家に帰りました。
Youの絶叫と、助けを求める顔が、脳裏に焼き付いて離れません。
明日は早朝から出張です。しかも、Hannaは保育園の参観日。お弁当を持って行かなければいけません。Youは私の両親に見てもらいながら、妻が保育園に行く予定ですが、心配です。
子供は、「絶対今日だけは熱出してはダメ」という日に熱を出すんですよね・・・