災害復旧工事に参加

今日は町内の作業がありました。

 

町内に走っている国道に、山から土砂が流れ出る場所があり、毎回、流れ出た土砂を片付けていたのですが、あまりにもひどくなったので、根本的な対策をすることになりました。

 

まず、流れ出た土砂を全て土嚢にして、流れ出している場所(資材置き場?)付近にまで持って行き積み上げます。

30人くらいの人が来ていましたが、最初は皆さん冗談を交えながら作業していたのですが、途中からは言葉数も減り、汗をボタボタと垂らしながら、ひたすら土嚢を作りました。

結局、200枚の土嚢袋がなくなって、余分にもらいに行きました。

 

土砂の流出元には、大型のパワーショベルと、電柱などを立てる車が入って、作業をしました。

パワーショベルで、地面を平らにして、直径15cm程の杭を何本も打ち込み、板を渡してその後ろに土嚢を積み上げます。私は、本格的な土嚢積みは初めての体験です。

ただドンドン積めばよいのかと思ったら大間違い。隙間なく、しかも、力の加わる方向を考えて、より長持ちするように積むには、テクニックが必要です。

 

その更に上流(?)部分では、パワーショベルをつかって、1立方メートルの土嚢を作って並べます。下の写真の左下に写っているのは、その巨大な土嚢です。右側に写っているのが、人手で作った土嚢300個です。

 

 

 

かなり疲れた作業でしたが、いろいろ勉強になっておもしろかったです。パワーショベルの作業を、危険なくらい間近で見たのですが、感動しました。さすがはプロという仕事です。あの巨大なショベルを数センチ単位で調整して動かして、土を削ったり、杭打ちをしたり・・・。

普段私の仕事では、コンピュータを使って何かをすることばかりです。どんなにすごいことをしても、結果は基本的に画面に表示されるだけです。なので、こういう目に見える大きなものが変化する仕事や作業というのは、あこがれます。

 

とにかく、作業は完了し、2段構えの砂防土嚢堰ができました。これでしばらくは国道への土砂流出は防げるでしょう。

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