Dr.きたみりゅうじの“IT業界の勘違い”クリニック
結構、その様に思われていることが多いです。
私も親戚などに言われたりします(笑)。
でも、この記事にも書かれているとおり、実際にものすごい所得があるのは、極々一部の上場できたベンチャー企業の経営者や、ストックオプションを持っている人たちだと思います。
ほとんどは、安月給で働いているのです。
うちの会社は休日出勤や、夜中までの残業というのは滅多にありませんが、これは、この業界では少数派だと思います。たいていは、休日もなく、夜中まで働いています。
私が昔勤めていた会社では、旦那さんの帰りが毎日遅いし、休日もほとんど出勤していて、とうとう奥さんが旦那さんの浮気を疑って喧嘩になり、仕方なく、旦那さんが終電間際の会社の最寄り駅に、奥さんを連れて行った(全力疾走する大量の人たちを見て奥さんは納得)という、逸話がありました(涙)。
中小のシステム開発企業の場合、下請けどころか孫請けで仕事を受けることが多く、当然単価は安くなります。安い給料で長時間働くことになり、時給換算してしまうと、ものすごく安くなります。
残業しなくても、十分な給料が払えるような会社にするのが、経営者の責任だと思います。
↑偉そうに書きましたが、私自身への戒めです。
もちろん、とにかく働きまくって稼ぎたいと言う会社や人がいてもよいと思います。