【本の感想】超人気キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・ (岸★正龍 )

東海地方の一部若者男子には、かなり有名な眼鏡ブランド「モンキーフリップ」の社長が書いているキラーブランドの作り方です。

 

冒頭に書かれているのですが、決してちょっと成功したベンチャー社長の自慢話(自伝)ではなく、キラーブランドというのがどういうもので、それを作るにはどうしたらよいのか、ということが、自身の具体的体験を紹介しながら説明してあります。

 所謂マーケティングの解説書のような堅苦しかったり難しかったりすることはなく、あっという間に読める本でした。

 

実は私は、モンキーフリップがブレイクする前からモンキーフリップのファンで、現在持っている眼鏡はほとんどモンキーフリップのものです。今までは、ただカッコイイ(しかも高くない)からという理由で、買っていましたが、本を読んで、それがズバリ、岸さんが狙った通りのお客の行動であることがわかりました。

今では、モンキーフリップの店は大繁盛していて、オリジナル限定品は発表前から予約が入るような状態なのだそうですが、当初はお店も社長も迷走し、紆余曲折、七転八倒して、今の(一部の人に)大人気のブランドとなったのだと知って、当初から、かつ影ながら(かつ超微力ながら)応援していた私は、とても嬉しいです。

 

モンキーフリップに興味が無くても、キラーブランドというとても魅力的なものを手に入れたい人や、小規模のビジネスをやっている人にオススメです。

 


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