薪窯体験(その1)

先週薪割りを(少しだけ)手伝った薪窯の焼成が、いよいよ架橋を迎えたとの連絡を受け、手伝い(遊び)に行ってきました。

薪窯というのは、3日も4日も、焚かなければいけません。その間は、ずっと火や温度の様子を見ながら、薪を足さなければいけません。とにかく大変な作業です。ちなみに、窯焚きをしている陶芸家の友達というのは、Hannaより1歳下の子(2歳)と、Youと同じ年の(0歳)子供がおり、その子たちの面倒を見ながら、窯を焚くのはホント大変だと思います。

窯焚き中で、一番見栄えがよくて、楽しいのは一番最後の数時間です。その部分だけ手伝ってきました。

私が到着したときは、もう温度は十分に上がっており、その温度をキープしておく時間でした。
温度計を見ながら、1100度くらいに下がったら2カ所の穴から薪を足します。大人が一抱えするくらいの薪を足すとだいたい1150度位まで上がります。
5分に1回くらいその作業があります。薪の投入口のふたをずらして、薪を入れるのですが、その熱さは今までに体験したどのような熱さとも比べものにならない熱さです。

窯の側の衣類の水分が一気に抜けて痛くなります。
革製の長い手袋をしても、手が暑いのです。
薪を入れるときに周りの耐火煉瓦にさわると直ぐに発火します。
直径20cm位の薪でも、窯の中に入れたとたんにボウボウ燃えます。
とにかく熱いのです。

炎を見ていると、野生が呼び戻され、興奮してきます。

(続く・・・)

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