ATOK 全国一斉!日本語テスト(第二回)を受けました。
「80点」でした。
私は20年前からのATOKユーザーです(一時 FM-Rのオアシスを親指シフトキーボードと共に使っていた時期がありますが)。
現在使用しているATOK 2006は、送りがなや、ら抜き表記などはATOKが教えてくれます。今回のテストのときにはそれを使っていないので、実際に日常の作文では間違えない問題を2問間違えています。
私の場合、日常的に文章を書く場合、90%以上はATOKを使っています。さらに、使い方に自信のない日本語は、その場でネットを使って調べてから使います。ATOKとネットを使わずに書く文章は全体の10%にも満たないし、残りの10%の中の大部分は携帯電話の漢字変換を使っています。
良いか悪いかは別としても、日常生活では手書きで文章を書くことというのはほとんど無い今、その人の日本語力を調べるためには、実際に文章を作成するときの環境で調査する必要があると思います。
日本語を研究している人は別として、我々のように日本語を道具として使っている人にとっては、正しい答えを知っているよりも、「間違っているかもしれない」ということを知っていて、正しい答えを(より高速に)調べる方法を知っていることの方が重要だと思っています。
(あくまでも、ビジネスを中心とした普段の生活で考えると)語彙や言い回しを、大まかにでも覚えておくことと、完璧な正解を調べる技術があることの方が、このテストでよい点を出すよりも意味があると思います。
もちろん、人間の深みや教養という点で言えば、語源や正確な答えを知っていた方がよいのは当然です。