【本の感想】宇宙のあいさつ(星新一)

ショート・ショートなので、非常に読みやすいです。

電車でほんの少し移動する間に1話読めます。

 

そんな短い話の中にも強烈な皮肉やメッセージが込められているのが、おもしろく昔から星新一のショート・ショートは好きです。

 

話のおもしろさとは関係ないのですが、「期待」という話は、2003年8月1日の話で、主人公は宇宙旅行携帯食品製造会社に勤務しています。この話は、アームストロング船長が月に降り立つ約6年前に書かれています。その後30年もすれば、みんな宇宙旅行していると考えるのが普通ですよね。

 実際は2003年より4年すぎた今日現在、まだ数名しか宇宙旅行に行った人はいないのですが。

 そんなことを考えながら読んでもおもしろい本です。

 

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