念願の寄席デビュー

先日、念願の寄席デビューを果たしました。

 

 出張で東京へ行ったとき、上野で最後の仕事を終えたのが6時前で、後はホテルに戻って夕食を食べるだけだったので、どうせなら、コンビニで弁当を買って、寄席で食べようと思いました。

 

 行ったのは、 お江戸上野広小路亭です。

 

 立川流広小路寄席をやっていました。
 着いたときには既に、 中入り近くだったので、木戸銭を2000円から、1500円にしてもらえました。

 

 高座は、建物の3階です。1階の入り口で靴を脱ぎ、2階の下駄箱に靴を入れ、3階まで上がっていくと・・・

 

 なんと、

 

 客は3人!! 私をいれて4人!

 

 のんきに弁当を食べている雰囲気ではありません。噺家も全員の客の顔を見ながら話をしています。

 「会場、割れんばかりの拍手ありがとうございます」

 「前座のとき以来の大観衆に緊張気味です」

などとあいさつがあってから、噺が始まります。

 

 とはいえ、客の数は噺のおもしろさとは無関係なので、充分楽しめました。

 生まれて初めての生の落語を堪能しました。

 やっぱり本物はよいですね。

 本でしか読んだことがなかった寄席のいろいろなことが、全て本物で見たり聞いたり感じたりでき、それだけでも楽しいし、もちろん落語は楽しいし。

 ちょっと通ってしまいそうです。

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