渋滞の首都高を抜ける救急車に思ふ

先日、10年ぶりに首都高を運転し、何時間か渋滞にはまっていました。

 渋滞をしているときは、当然ながら多くの人がイライラしているし、それに伴いマナーも悪くなり、割り込んだり、それに腹を立ててクラクションをならしたりしている人も少なくありません。

 そんなギスギスした渋滞の中を、2回ほど緊急車両が抜けてゆきました。私が感心するのは、路肩が狭く大型車も多い首都高の渋滞で、普段は「少しでも自分は前に」の精神で、割り込んだり、割り込めないように無理に詰めたりしている人たちが、緊急車両が通るときはみんな一生懸命よけて、ちゃんと緊急車両を通らせているところです。

 もちろん、それが道路交通法の規定にあるとは言え、

「ちゃんとやろうと思えばみんなできるんじゃん」

と関心します。人間って意外とよい心をもっているのかも・・・なんて性善説を少し信じてみたい気分になるのでした。

 

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