仕事以外で今最も興味があるのが落語です。
本を読んだり、CDを聞いたり、寄席に行ったり、時間を見つけて(作って)は、落語に親しんでいます。
落語「通」検定に合格などして、ちょっとだけ「通」気取りになっていたりしていましたが、この本を読んでちょっと反省しました。
本当の落語好きが、どういうものなのかがわかった気がします。小学校の頃から、寄席に通って父親から、このネタは本に載っていなかったか?などと聞かれて応えるくらいの人が、本当の「通」なんでしょうね。
私などは、まだまだとても足下には及びません。
自分で落語「通」などと言うのは10年以上先として、とりあえずは、「落語ファンの端くれ」ということにします。
本の内容は、危機的状況だった上方落語を復活させた人間国宝の桂米朝が、日経新聞に連載していた「私の履歴書」をまとめたもので、落語通(?)小学生のころから、入門して、その後、上方落語を盛り上げようと、頑張る時期、それぞれが、おもしろく、読みやすく、書かれています。
桂米朝 私の履歴書 | |
桂 米朝
日本経済新聞社 2002-04 |
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