今日、高校の時の同級生Kにバッタリ会いました。卒業式以来会ったことがなかったので約19年ぶりです。
お互いの姿を見て「おっさんやなぁ」 と笑えました。何せ前回会ったときはニキビの跡も消えない顔に学生服だったのですからギャップも大きいです。
19年のギャップがあっても、直ぐに19年前と変わらず馬鹿なことを言い合えるのが、学生時代の友人のよいところです。
それだけでも充分嬉しい出来事だったのですが、私がもっと嬉しかったのが、今の仕事を聞いたときです。Kは現在、自分で車などのペイントデザインを行っているとのことでした。
彼は高校の時から絵がうまかったのです。絵と言っても美術の成績にはあまり影響しない、漫画的な絵です。
よく授業中に、先生の似顔絵(かなりデフォルメされた)が回ってきて、思わず笑ってしまい、先生に怒られることがありました。それは全てKの仕業でした。確か卒業文集の表紙は、彼が書いたクラス全員の似顔絵(かなりデフォルメされた)でした。
間違いなくKは、そういう才能を持っているのだと思います。
その後、彼は普通の会社に就職したと聞いていました。
それが、(最近と言っていましたが)そういうことを仕事にした、と聞いて何故だかとても嬉しい気分になりました。
夢を追っていた人たちも、30代も後半になってくると大抵は、夢をあきらめ現実的な安定した生活をするようになるのですが、自分の好きなこと、自分の才能を生かした仕事をしているKに出会い、本当に嬉しく感じました。
自分も頑張らねばと思い、やる気が湧いてきました。