先日IPAの事業化情報交換会というのに参加しました。うちの会社は以前IPAの公募で採択されたりして、いろいろイベントに参加しています。
今回は、ミクシーの笠原社長とサイボウズラボの畑社長のパネルディスカッションなどがありました。
サイボウズラボの畑社長というのは、サイボウズの創業者の一人で、サイボウズ創業時の話が興味深かったです。
司会者:どうして起業したのか?
畑さん:なんとなく、学生の頃から仕事というのは起業するものだと思っていた
司会者:会社を辞めるとき怖くなかったのか?
畑さん:無かった。根拠は全くなかったけど、とにかく自信があった。
この2つの質問を私が受けたとしても全く同じ回答をすると思います。これを聞いて、非常に共感を持ちました。
あと、驚いたのはサイボウズがまだ中小企業だったころ、莫大な広告費を使ってマーケティングをして、一気にのし上がったということです。その金額は半端ではありません。年間売上の半分以上使ったり、年間の広告予算が5000万円くらいのときに、2500万円使って日経新聞にカラー全面の広告を掲載したりしたそうで、そのマーケティング戦略と度胸が、普通のソフト会社には無いものなのだと思いました。
その他にも、非常に共感したり、感心したり、勉強になる会でした。