プリキュアショーを見てきました

近所のハウジングセンターで、「Yes!プリキュア5ショー」をやるというので、HannaとYouを連れて(ジジババ+妹と)行ってきました。

Hannaは、七夕の短冊に「プリキュアになりたい」と書くほどのプリキュアファンなので、とても楽しみにしていました。

 

 30分くらい前に到着すると、まだ、人は少なく一番前の席(イスがあるわけではなくブルーシートが敷いてあるだけですが)を取れました。

 

 時間が近づくにつれて人は増え、いよいよ始まるというときには100人以上はいたと思います。

 

 司会(?)の女性が出てきて、一通りの説明と、プリキュアがピンチになったときにみんなで応援する練習をして、いよいよショーの開始です。

 

 ところが、最初に、悪役の『ギリンマ』が登場した途端、Youが立ち上がって大泣きし「帰るー」と言い出しました。あまりに必死に泣くので、おじいちゃんと共にYouは会場から離れました。

 

 その後、プリキュアが登場して、Hannaは大喜びかと思ったら、イマイチな反応です。どうも着ぐるみのプリキュアが、自分が想像していたアニメのプリキュアとあまりに違って、驚いていたようです。少しだけ実写版プリキュアを期待していたお父さん達も、大いに実写版を期待していたアキバ系の若者達も、テンションは下がり気味。

 

 それでも、ショーが進むにつれて子供達はそれなりに喜んで、練習した応援もできて、無事ギリンマもやっつけて、終わりました。

 

 ショーの後は、握手&撮影会です。同時にプリキュアグッズも販売していました。一人ずつ小さな子供が、写真を撮ってゆくので非常に時間がかかります。グッズは、プリキュアのサイン(?)が400円、お面や小物が3点ほど入ったお楽しみ袋が2000円と、かなりのぼったくり価格。通常では絶対買わないでしょうが、孫にせがまれたジジババがドンドン買ってゆき、あっという間に完売。

 

 戻ってきたYouとHannaと私で並び、無事撮影も完了。

 

 実写版コスプレプリキュアを期待していたアキバ系のお兄さん達も、ちゃんと並んで高級そうなカメラで写真を取り合っていました。もちろん最後は礼儀正しく「ありがとうございました」と着ぐるみのプリキュアと握手していました。

 

終わった後、Hannaに感想を聞くと、

「これって、本物のプリキュアショーじゃないよね? だって、プリキュアの人形だったもん」

やはり、見破られていたのか・・・

それでも、それなりに満足はしていたようです。一応Hannaの中では、本物のプリキュアはどこかに存在している、という事実には揺らぎはなく、今日は子供だましの偽物興行師達が来ていただけと解釈したようです。

ちなみに、私は小学1年生頃に見たゴレンジャーショーのあと、控え室でヘルメットだけを外した髭もじゃの桃レンジャーが、たばこを吹かす姿を目撃してしまい、ひとつ大人になった記憶があります。

 

ちなみに、そのショーは、5人のプリキュア、悪役2人、そして司会の女性全員で、準備から撤収まで全員でやっていました。その姿に私は感動しました。

 一人目の悪役は先にやっつけられるのですが、その後、着ぐるみを脱いで汗を拭きながら、撮影会の待ち列の整理をしていましたし、その後やっつけられたギリンマさんは、グッズの販売を行い。全部ショーが終わった後は、体育大卒という感じの女性達が全員で会場の撤収をしていました。

 みんな頑張っているんです。

 

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