妻によく仕事の話をします

私は妻によく仕事の話をします。会社の経営的な問題、人事的な問題、プロジェクトの問題、お客さんとのトラブル、などなど何でも話します。
もちろん妻は会社を経営したこともないし、私の仕事については全くの素人です。そんな妻に話をしてどんな意味があるのかと思われるかもしれませんが、実はもの凄く有効なのです。

なぜか?

もちろん、当事者でない素人だからできる的確なアドバイスをしてくれることも少なくありません。
しかし、たいていの場合は聞いてもらうだけなのです。でも、それが、問題解決につながることが多いのです。

妻は真剣に、ちゃんと理解しながら聞こうとしてくれるので、私が一方的にしゃべるのではなく、分からないところをや疑問点を質問してくれます。

話を妻に理解してもらうためには、自分の置かれている状況を専門的な言葉を使わず、わかりやすく話をしなければなりません。状況を冷静に分析し、わかりやすく整理し、妻に話すことになります。

最終的に、妻に説明ができ、妻が理解するところまでくれば、ほぼ問題は解決しています。

つまり、妻に話をするときには、話ながら頭の中で、問題を分析して、単純化し、整理しているのです。だから、ほとんどの場合、話し終わった時点で問題は解決します。どんな複雑な問題も、単純な問題に分けて、整理すれば解決法は見えてきます。

よく「家では仕事の話はしない」という男の人がいます。妻に泣き言や仕事の愚痴を言うのはみっともないという理由でしょうか?
もちろん、後ろ向きな愚痴を言うのは、何も生まれないし、よいこととは思えませんが、仕事の話は、どんどんしてもよいのではないかと思います。
特に会社の経営者や、自営業の人であれば、生活と仕事を切り離すことはできません。社員として働いてもらっていなくても、多かれ少なかれ妻には、協力してもらわなければいけません。その場合、常日頃から仕事に対しての理解を深めておいてもらって何も損はありません。

 

また、喜びや苦しみを共有できるのは、よい夫婦関係構築にもよいと思いますし。

・・と、思いますがいかがでしょう? 

 

よく話を聞いてくれる妻に感謝!

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