Hannaの選択

Hannaが、お菓子や本を選ぶとき、彼女なりのちゃんとした基準があります。
スーパーなどに行ったときに、「何か一つだけお菓子を買ってあげる」と約束して、お菓子コーナー(駄菓子コーナー)に連れて行くと、中身の多い物を選びます。

それも、箱の大きさや派手さなどにだまされたりせず、必ず親に「これは何が入っているの?」「たくさん?」と聞きます。

おまけのおもちゃなどが付いていて、おもしろそうな物を薦めても絶対その言葉には流されず、中身の多い物を選びます。

本を選ぶときの基準はもっとおもしろい、と言うかしっかりしていて、書店で本を選ばせると、まず、手に取り、表紙を見て次に、私たちに「この本長い?」と中身の長さを確認します。最後に二者選択になった場合も、「どっちが長い?」と聞いて、長い方を選びます。幼児向けの本だと、分厚くても、分厚い紙で文字が大きかったりすると、非常に短い物があり、そういう物は決して選びません。なぜかというと、夜寝るときに本を読んで聞かせるのですが、もし短いと寝入る前に読み終わってしまうからです。それを避けるために、長い本を選びたがるのです。
親が、良さそうな本を見つけて「こっちの方がおもしろそうだよ」と薦めても、絶対聞き入れず、自分の基準で選択します。

理由はともかく、自分なりの基準を持っていて、それを必ず守るところが、大物? それとも変人?

変人でも総理大臣になるくらいだし、将来は明るいと信じています。

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